フォレンジック コラム
実際の活用事例
フォレンジックの実際の活用事例には、企業や公的機関、法執行機関によるさまざまなケースがあります。
たとえば、ある大手企業では営業機密の社外持ち出しが疑われた際、社員の業務用パソコンを調査し、USBメモリへの不正コピーの証拠を発見しました。また、職員による横領の疑いが持ち上がった企業では会計システムとメールログを照合することで不正の流れを特定しました。さらに、教育現場ではいじめやハラスメントの有無を確認するため、生徒間のSNSメッセージを調査対象とした事例もあります。
サイバー攻撃対応では、ネットワーク機器やサーバに残る通信履歴からマルウェアの感染経路や攻撃者のアクセス元を特定するなど、防御だけでなく復旧や予防にも効果を発揮しています。こうした事例は、フォレンジックが日常的な課題解決にも役立つことを示しています。