不正にかかわったことが判明している従業員への貸与端末、サーバに残存するデータを保全・復元し、メール及びドキュメントレビューを実施します。レビューはプロトコルに沿った単純な仕分けだけでなく、法律の専門家である弁護士や会計・税務の専門家である会計士・税理士がレビューし、ワンストップでクオリティの高い調査が可能です。レビューは直接のコミュニケーション履歴のほか、打ち合わせ記録や請求書等のドキュメントも対象とします。

ERP等のシステムからログデータを抽出し、営業取引（売上・仕入）のプロセス（受発注→契約締結→納品→請求→支払等）について、標準的なプロセスから逸脱している取引を可視化することにより、どのようなスキームで不正が行われたのか（不正の態様、相手先、金額等）を把握することができます。循環取引の場合、出荷の有無や入金の有無、そのタイミングを可視化されたデータで確認することにより、不正の有無や、影響範囲、不正が行われていた期間等を炙り出すことができます。

プロセスマイニング等で把握した不正な会計動向を元に、端末からデータを復元し、ユーザーの作成したドキュメントに証拠となるようなデータがないかを調査します。

弊社グループに所属する会計士等が帳簿の閲覧、原始証憑のチェックを行います。メールレビューやデジタルフォレンジックで把握した情報等をもとに、裏づけ調査を行い、不正の実態解明を進めます。